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第47回 菊水賞 レポート

開催日 2015年4月2日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳
距離 1700m

レース結果

単勝1.0倍と断然の1番人気に支持されたインディウムの強さが際立った1戦。先行押し切りで他10頭を圧倒。7連勝で兵庫3歳3冠戦第1弾「菊水賞」を制した。
好スタートを切ったのはオトコギ。グレイスマアナ、トランプタワー、バズーカ、コパノジョージが続いた。
インディウムは出遅れ気味で後方2、3番手から。だが、自慢のダッシュ力を生かし、外から最初の3角で早くもコパノジョージに並んで3番手につけた。道中折り合って、平均ペース。向正面でグレイスマアナが仕掛け、ペースは上がるが、インディウムは先行集団の中心でスピードは衰えない。「3角で楽に追い出せる手応えあった」と鞍上の木村。4角手前で楽々ハナに立った。だが、そこから思ったように伸びてこない。それでも、他馬との差は縮まってこない。結局、後続に2馬身の差をつけ、ゴール板を駆け抜けた。
昨年暮れの重賞「園田ジュニアカップ」に続いて重賞2勝目を無傷の7連勝で達成。
木村は重賞通算59勝目(中央1勝含む)。
田中鞍上のコパノジョージが直線、再度伸びて2着。逃げたオトコギは3着に粘った。インディウムは今後、平場で2走し、6月の「兵庫ダービー」で2冠目に挑戦する。

PROFILE

古野公喜
ふるのきみよし

スポーツニッポン新聞社記者
大阪府出身。スポーツニッポン新聞社入社後、プロ野球担当記者、報道部、整理部、レース部各デスク、名古屋編集部長、広島支局長を経て園田・姫路競馬担当に。