レース結果
トーコーヴィーナスが圧倒的な人気に応えた。グランダムジャパン3歳シーズン第7戦「第53回のじぎく賞」(距離1700m)は12日10Rに遠征5頭を迎え、激突した。大外枠からスタートを決めたトーコーヴィーナス(牝3、園田・吉行)が追走ジョウショーエガオに1馬身3/4 差を付け逃げ楽勝した。単勝、複勝は100円の元返し。同馬は6個目のタイトル、手綱の田中騎手は重賞38勝目。
3、4着も地元の人気薄ドラマクイーン、ラスメドゥラスが入線、遠征勢は高知プリンセスボーラーの5着が最先着。
レース開始前に良馬場だったが、雨が降り続き1Rは稍重、4Rから重も7Rには不良に。
トーコーヴィーナスがロケットスタートを決めた。内の3番枠から逃げ切り3連勝ジョウショーエガオもスタートは良かったがスピードが違った。
逃げるトーコーヴィーナスだが、例によってハミを取らない。スローペースになった。そんなペースに2番手のエガオは、口を割りながら折り合いを付けた。落ち着いたのは向正面に入ってからだ。
その向正面からスパートを狙ったヴィーナスだが、大きく離れない。でも、直線に入ってからも必死に追うエガオを寄せ付けなかった。
不良とは言え上がり3ハロン38秒3、1700m1分49秒2の3歳牝馬としては好時計をマークした。
29 ポイント で3歳シーズンは大きくリードしたヴィーナスの次走は最終戦の関東オークス(GII。川崎、6月4日、2100m)。JRAの牝馬オープンにアタックする。