レース結果
兵庫3歳最高峰の舞台"ダービー"でインディウムが素晴らしい走りを見せた。
レースでは出たなりの位置で無理なく流れに乗った。勝負どころでゴーサインを出すと抜群の反応。3角過ぎに先頭に踊り出ると、後続を一気に突き引き離した。終わってみれば7馬身差という独壇場。ゴール時には木村騎手が喜びの感情を爆発させて、スタンドに向かって大きなガッツポーズを見せた。検量所にひきあげてくると「ホントに嬉しい」と満面の笑み。そして「きょうは馬の力を引き出すことをだけを考えていた。すごい気合をしていたし、すごくいい状態だった」。前走の兵庫チャンピオンシップで5着に敗れたあとは、当初の目標だったここへ陣営はすかさず切り替えた。
木村騎手が入念な調教を施し、田中範師や、厩舎スタッフが一丸となりこん身の仕上げ。レース当日は装鞍所から抜群の気配で、パドックでも見栄えする好馬体を披露していた。気になる今後は「いろいろな選択肢が考えられますが、馬の状態を見てから考えていこうと思っています」と明言を避けた。これだけのパフォーマンスができただけに、今後はかなり楽しみになってきた。兵庫だけにとどまらずに、全国での活躍を期待したい。
2着コパノジョージ(田中学騎手)馬自体は良くなっていました。相手が上でしたね。
3着ナニスンネン(笹田知騎手)この距離で少し戸惑うような面は見せていたが、よく頑張ってくれました。調子も良かったです。
4着レオベスト(板野央騎手)じっくり自分のレースをした。悪くなかったですね。
5着バニスター(吉村智騎手)せっかくいい感じで行けたけど、外からこられて…。その中でも最後はよく踏ん張っている。距離は問題なかった。