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第17回園田プリンセスカップ レポート

開催日 2015年9月17日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系2歳牝馬
距離 1400m

レース結果

「スポーツニッポン新聞社賞 第17回園田プリンセスカップ」は17日、第10R1400mで争われ、ランランランが3角先頭から後続を振り切り重賞Vを決めた。

道営の実力馬・ランランランが地元の2枚看板を打ち砕いた。スムーズに発馬を決めると楽な手応えで絶好の3番手を取り切ると、楽な手応えで追走。向正面でハミをかんで早めの仕掛け。3角で早々と先頭に立つ。中団で脚をためていたナツが猛然と襲い掛かってくるが、直線に入っても着差はなかなか縮まらず。そのまま振り切ってゴール。力の違いを見せつけた。「向正面でハミを噛んで失敗した。下手に乗ってしまいましたね。馬が強かったおかげです」と川原騎手は愛馬をほめちぎった。

管理する田中淳師は「ここのツーターンに対応できるかが心配でしたが、勝つつもりできていたのでしっかりと結果を出せて良かったです。ホントに強かった」と笑顔。今後は兵庫県の盛本信厩舎へ移籍する予定で、同馬を1歳の頃から担当する畑中弘子厩務員は「最初移籍すると聞いた時は号泣しました。人懐っこくてすごくかわいい子でした。最後に勝てて良かったです。これからも頑張ってほしいですね」と愛娘にエールを送った。

気になる今後はグランダムジャパン・2歳シーズンのラブミーチャン記念(11月10日笠松1600m)が有力となっている。 

PROFILE

桑原
くわはらいさお

スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。