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第8回 兵庫若駒賞 レポート

開催日 2015年10月29日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系2歳
距離 1400m

レース結果

単勝1・5倍の圧倒的1番人気に支持されたマイタイザンが2番手から抜け出し快勝。重賞初制覇を飾った。レースは意表をつくエイシンシンタの逃げ始まった。マイタイザンは慌てず騒がず2番手キープで、2コーナーを回ると抑え切れないほどの行きっぷり。早めに先頭に立ったため4コーナーでウメマツサクラに接近されたが、余力十分の走りで押し切った。管理する新井調教師、騎手の杉浦も初の重賞勝ち。今後は兵庫ジュニアグランプリ(11月25日)に照準を合わせて調整される予定。
1着=マイタイザン(杉浦健騎手)行きっぷりが良すぎて、変に抑えるよりはと思って馬の気分に任せました。4コーナーでも手応え十分。2番手から勝ったのは自信になります。
2着=ウメマツサクラ(川原正騎手)スタートで躓いた。立て直して流れに乗れたが、最後は牡馬と牝馬の差。よく走ってる。乗りやすいし距離が延びても大丈夫。
3着=キサナドゥー(板野央騎手)後ろから着狙いの競馬。このメンバーで3着は上等。力をつけてる。
4着=スマイルプロバイド(下原理騎手)柔らかくて乗りやすい馬。スタートして接触したが、流れに乗れたので踏ん張れた。
5着=エイシンシンタ(大山真騎手)スタートで抜けたので逃げたけど、結果的には裏目に出た。あんなにこられるとは思わなかった。目標にされたぶん止まったが、こんな馬じゃない。
6着=リラフェスタ(吉村智騎手)装鞍所からテンションが高かったし、ゲートもうるさかった。初馬場に戸惑って行きっぷりもいまいち。次は変わると思う。
7着=エムゼットエヌワン(山崎雅騎手)短期放牧明けにしては走ってる。着順はともかく内容は今後につながる。
8着=ハリマホーマ(松本幸騎手)以前に乗ったときより馬は良くなってます。適鞍に戻ればやれるのでは。
9着=フォーネル(渡瀬和騎手)能力はあるのに気が悪すぎる。外枠だと周りに壁を作れないからやめてしまった。もっと走る馬なのに残念。
10着=アワジノオトメ(高畑皓騎手)ペースが速くてついて行けない。この経験を次走以降につなげたい。
11着=タケマルリート(竹村達騎手)スタートは出たが、あれ以上行っても目標にされるだけ。あんなペースではこの結果も仕方ない。
12着=ルチャル(大柿一騎手)休み明けで付いて行けなかった。走らない馬じゃないし、一回でも使っていれば違ったと思う。

PROFILE

瀬藤治人
せとうはると

大阪スポーツ記者
86年4月専門紙記者となり、園田・姫路競馬のトラックマンとして活躍。04年に大阪スポーツの記者となる。長年の経験と鋭い分析による予想には定評がある。