レース結果
ロケットスタートを決めたエーシンサルサ(牝5、園田・橋本忠)が一気に逃げ切って6つ目のタイトルを獲得した。手綱の下原騎手は重賞38勝目。
ゲートが開いた瞬間にエーシンサルサ1頭だけがポンと飛び出した。2番手にトーコーニーケ、1番人気エーシンクリアーはスタートこそ一息だったが、すぐに3番手の内をキープした。エーシン陣営には絶好の展開になった。
サウスウインド、エイシンホクトセイ、ダイナミックグロウ、メイショウヨウコウなどが続いて、後方をスタート立ち遅れたオーケストラピットにアランロド、ニシノイーグルが追走する。
内々を進んでいたサウスウインド3角手前でクリアーの外に並んだ。その時にクリアーは怖がったのか後退していった。
直線を向いてサウスウインドがトーコーニーケを捕まえ2番手に進出、逃げるエーシンサルサに迫る。その時だ。大外を凄い末脚でオーケストラピットが追い込んで来た。
サウスウインド、オーケストラピットが頭差の接戦を演じる2着争いを尻目にエーシンサルサは2馬身差を付けて悠々と逃げ切った。
今年は重賞2勝目のエーシンサルサが、昨年トーコーニーケに続いて牝馬の年代表馬が有力視される。次走は新春賞の予定。