第13回園田チャレンジカップ レポート

レース結果

　前走の船橋遠征で大幅に減った体重をキッチリと戻してきたランドクイーン。吉原コンビも２度目ということでスタートは抜群、一頭だけ飛び抜けていた。となると同型トウショウセレクトも無理な競りかけはできず、ランドにとっては最大限に力を出せる流れ。１角の入り口では前４頭、後ろ５頭がハッキリ二分される展開となり、ややペースは速すぎるのでは…とも思えたが、意外と気分良く行けたようで勝負どころを過ぎても後続との差は詰まらない。と言うか追うセレクト、タガノギャラクシーの方が手ごたえに余裕はない。ただ、さすがにランドもゴール前は脚が上がってしまい、ヒヤヒヤもののクビ差ではあったが、自慢のスピードを生かしての重賞２勝目。(2)着はギャラクシー、やや反応が鈍くなったのは近走、安定せぬ体重に何か原因があるような気もしないではないが…。まぁそれでも連死守なら面目躍如か。(3)着はドリームコンサート、前走がマークされる展開になってギャラクシーに差されただけに今回は最初から控える競馬で…だったのだろうが、どうしてもあと一歩、あとひと押しがない。(4)着はトリニティチャーチ。バラけた展開はこの馬には向いたのだが、ここに入るとまだスピード不足は否めない。(5)着はセレクト、いい感じでの追走だったが、最後は完全に離されてしまった。展開云々よりもまだ本来のデキには戻りきっていなかったか。