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第1回兵庫ゴールドカップ レポート

開催日 2017年11月1日(水)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上
距離 1230m

レース結果

 7年ぶりに復活した1230mの新設重賞「第1回 兵庫ゴールドカップ」は、バズーカ(牡5、園田・田中範厩舎)が制した。バズーカは重賞6勝目、管理する田中範師は6月の園田FCスプリント以来50勝目、手綱を取った田中騎手は10月13日の姫山菊花賞に続き47勝目。
 下原騎手ナチュラリーがトップ・スタートを決めたが、内からブルーウィザードがハナを奪った。田中騎手バズーカも流れに乗って1コーナーでは5番手の内を進んだ。1番人気のハタノキセキも好位、2番人気ナナヨンハーバーは中位にいる。
 ナチュラリーが3角手前で楽に先頭に立った。それを見たバズーカは外に出して並んだ。ブルーウィザード、ハタノキセキなどが脱落して残り2ハロン標過ぎでは内ナチュラリー、外バズーカ両馬が3番手以下を引き離して一騎打ちムードになった。
 直線中程で抜けたバズーカを必死に内から巻き返すナチュラリーだが、キャリア、地力の差で結果はクビ差まで。3着には直線で伸びたドリームコンサートが入線した。
 3、4、5番人気で決まったが、3連単の配当は何と5万4,580円
 優勝したバズーカは予定通り園田金盃(12月7日)で連覇を狙う。2、3着馬はGIII兵庫ゴールドトロフイー(12月27日)に挑戦の予定。

PROFILE

池永博省
いけながひろみ

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。