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第19回兵庫ジュニアグランプリJpnII レポート

開催日 2017年11月21日(火)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系2歳
距離 1400m

レース結果

JRA勢のワンツーで決着!!「第19回兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)」は21日、園田競馬場の第10R1400mで争われ、ルメール騎乗のハヤブサマカオー(牡2・伊藤圭厩舎)が圧倒的な1番人気に応えて制した。2着アスターソード、3着にソイカウボーイが入り、人気サイドでの決着で幕を閉じた。

大本命を背負うハヤブサマカオーがスッと先手を奪い、いい感じの逃げへ持ち込んだ。そのまま徐々にペースを上げて思い通りの競馬で道中を運ぶと、好手応えのまま4角を先頭で直線へ。2番手からグングンと和田騎乗のアスターソードが猛追したが、最後はクビ差退けることに成功。無傷の3連勝でグレード制覇を遂げた。
鞍上のルメール騎手は「ゲートを出ていいペースで行けました。道中もリラックスして走らせることができました。最後はJRAと違って深い馬場だったので、ちょっと疲れたけど、よく頑張ってくれました。この馬のいいところはスピードがあって、乗りやすいのがいいですね。息も入るし賢い馬です」と満面の笑みで愛馬をほめたたえた。JRAでの2戦とは違い、今日は差を詰められる形にはなったが、それでも最後は底力でねじ伏せた。先へ向けていい経験にもなった。ルメール騎手も「2歳だしこれからもっと良くなります」と伸びシロを感じ取っていた。このままどこまで成長を遂げるのか注目していきたい。

PROFILE

桑原
くわはらいさお

スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。