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第58回 姫山菊花賞 レポート

開催日 2018年9月28日(金)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上
距離 1700m

レース結果

写真判定の結果はタガノゴールドに軍配。JBC指定競走「第58回 姫山菊花賞」は、28日の園田競馬11Rに遠征2頭を迎え、1700mに激突した。先に動いたエイシンニシパをゴール寸前に並んだタガノゴールドが写真判定の結果、転入後2連勝で初タイトルを獲得した。新子調教師は今年5勝目の通算20勝目、下原騎手は今年6勝目の52勝目。

スタートは予想通りサウスウインドが逃げた。大外からスタートを決めたエイシンニシパは内を見ながら2番手で折り合い。タガノゴールドも1周目のスタンド前では外の3番手に進出した。残り6ハロン(1200m)で早くも3強の争いになった。

1月「新春賞」以来サウスウインドは3角過ぎで一杯になって、馬なりで交わすエイシンニシパ。一方、追うタガノゴールドの反応が悪い。直線中程では引き離しを狙ったエイシンニシパだが、必死に食い下がるタガノゴールドが逆に差を詰めた。

ゴール板は内からエイシンニシパ、タガノゴールドが今年の重賞で2度目の写真判定になった。「同着から」の声もあったが、長い写真判定の結果は「1着6番(タガノゴールド)」のアナウンスがあった。

優勝したタガノゴールドは11月4日のJBCクラシックに挑戦の予定。

PROFILE

池永博省
いけながひろみ

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。