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第61回園田金盃 レポート

開催日 2018年12月13日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上
距離 1870m

レース結果

 ファン投票1位マイタイザンが逃げ切って初優勝。今年の中距離馬の総決算レースファン投票&記者選抜「第61回 園田金盃」は、13日の園田競馬10Rに12頭が1870メートルに激突した。6番枠からロケット・スタートを決めたマイタイザン(牡5、園田・新井隆太厩舎)が、ゴール前に外、内から伸びた5番人気エイシンニシパ、4番人気キクノソルをクビ、クビ抑えた。デビューから重賞6勝目、今年は4走して重賞3勝。杉浦騎手は重賞9勝目。1番人気のタガノゴールドは上がり37秒5の1番時計をマークしたが、外々を回る不利に精一杯の4着だった。ファン投票1位馬の優勝は13年オオエライジン以来2頭目。

 ポンと1頭だけ飛び出した。ファン投票1位、2番人気マイタイザンだ。「スタートだけに集中した」と杉浦騎手。すぐに折り合いを付け、ペースを落とした。追う昨年の優勝馬サウスウインドに昨年の出来はなく3角過ぎから後退した。 代わってエイシンニシパ、キクノソルがスパートした。直線では内を突くキクノソル、外から伸びるエイシンニシパが上がり3ハロン37秒6、37秒7の2、3番時計をマークした。だが、逃げていたタイザンも38秒0の好時計で逃げ込んだ。

 マイタイザンの次走は「新春賞はハンデを背負うので未定」と新井師。

PROFILE

池永博省
いけながひろみ

日刊スポーツ記者
入社以来40年にわたり園田・姫路競馬の担当記者として活躍。その経験に裏付けられたレース分析には定評がある。