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第20回園田クイーンセレクション レポート

開催日 2019年1月17日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳牝馬
距離 1400m

レース結果

第20回「園田クイーンセレクション」は17日、園田競馬場のダート1400メートルに牝馬12頭が出走して争われ、大山騎乗の2番人気のアリアナティーが1番人気リリコとの追い比べを制して重賞初制覇。管理する保利良平調教師にとっても2013年12月に開業して以来、初のタイトルとなった。

アリアナティーが壮絶な叩き合いを制した。スタート直後に他馬と接触するアクシデントはあったが、「結果的にリリコの後ろに入ることができたので、いい目標ができた」と大山。同じタイミングでスパートすると自慢の豪脚がうなりをあげ、必死に食い下がるリリコを首差かわしゴール。大山にとっては昨年のスウォナーレに続いてこのレース連覇となった。「今年は人気を背負っていたからよかった」とホッとした表情を浮かべた。

管理する保利平調教師にとっても開業して約6年でつかんだ初重賞。忘れられない日となった。「ここ一本に絞って調整して、これで負けたらどうしようというぐらいだった」と感激の面持ち。桜花賞トライアル選定競走を勝ったことで今後はJRA遠征を視野に調整を進める。ターゲットはチューリップ賞(3月2日・阪神)か報知杯フィリーズレビュー(3月10日・阪神)だ。

敗者のコメント
廣瀬騎手(アークダイヤ=3着)「うまく乗れたと思うが、上位2頭とは切れ味が違っていた」
佐藤友騎手(ナラ=4着)「パドックでもイレ込んでいたように精神面で大人になれば、ここでも勝つ力はある」

PROFILE

蔵田成樹
くらたまさき

報知新聞