レース結果
20日の園田競馬10レース「第4回 園田ウインターカップ」(1400メートル)は、短距離に自信の11頭が激突した。
1番枠から好スタートを決めた2番人気ナチュラリーが追走する3番人気エイシンエンジョイに3馬身差を付けて逃げ切り、昨年に続いて連覇の5個目のタイトル奪取だった。笹田騎手は重賞5勝目、新子調教師は園田クィーンセレクション、白鷺賞、前日園田ユースカップに続いて重賞4連勝の34勝目。
笹田騎手が鋭いスタートを決めた。エイシンエンジョイの鴨宮騎手が2番手で折り合いを付けた。1番人気イルティモーネは中団よりも後ろの位置を進む。
「先生(新子師)と相談して、この馬が最高の力を出せる逃げを選んだ」と、笹田騎手。過去に重賞を逃げ切り4勝している自信の手綱だった。
3着には9番手からブラゾンドゥリスが伸びた。1番人気イルティモーネは「前走(兵庫ゴールドトロフィー2着)と同じような騎乗だったが、3角付近で一杯になった」(下原騎手)で9着に沈んだ。
優勝したナチュラリーの次走は「輸送が一息なので馬主さんと相談して決めたい」(新子師)と未定。