レース結果
南関東、北陸、東海、近畿交流競走、第60回姫山菊花賞が1日、園田競馬場のダート1700メートルに11頭(地元8、浦和2、笠松1)が参戦して争われ、4番人気エイシンニシパが好位追走から鮮やかに抜け出して11度目の重賞Vを飾った。2着にはジンギが入り、橋本厩舎が1、2着を独占。騎乗していた吉村は先週に続いての重賞制覇となった。
またしても吉村だ。エイシンニシパを見事にエスコートし姫山菊花賞を制した。道中は4番手の内側を追走。4コーナーで外に持ち出すと一気にはじけた。「直線に向いてこの手応えならと思った。毎年重賞を勝っているすごい馬です」と愛馬をたたえた。
2年連続兵庫リーディング騎手に輝いた35歳は今年も259勝を挙げて首位を快走中。園田チャレンジカップ(ナリタミニスター)園田プリセンスカップ(ラジアントエンティ)に続き兵庫で行われた重賞を現在、3連勝しており勢いは止まらない。「いい状態に仕上げてくださった関係者のおかげ」と照れた。
ワンツーを決めた橋本調教師も「強かった。うまく乗ってくれた」とその騎乗を絶賛。昨年自らが更新した334勝の兵庫最多勝記録をさらに塗り替えるべく今後も勝利を重ねていく。