レース結果
試練の外枠でも逃げると思われたエイシンテースティはまさかのスタート後手で逃げたのはマコトパパヴェロ。この中間、抜群の追い切りを決めていた同馬、馬体重もいい感じに増えていたし、パドックでも落ち着き十分。好走しそうなムードは漂っていた。しかも2日前に決まった枠順が願ったり叶ったりの内枠、この時点からツキもあったのだろう。結果まったく危なげのない逃げ切り。開業3年目の木村厩舎にとっては嬉しい重賞初勝利となった。(2)着はカリブメーカー、-14キロとシッカリ絞ってきた効果ありで前走時とは一変する伸び、本来のレース巧者ぶりを発揮した。(3)着がユウキラフェール、いつも通りのポジション、いい競馬はしたが、直線に向いてから伸びを欠いた。A1級の壁にぶち当たったとしか…。ユノートルベルは-19キロ、頑張っただけにこの数字が少し誤算だったか。佐賀三冠馬スーパージンガは前走時より折り合いは付いていたものの伸び切れず、パドックで気合が入り過ぎていた点が影響してしまったか。