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第63回新春賞 レポート

開催日 2021年1月3日(日)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系4歳以上
距離 1870m

レース結果

園田競馬の新年1発目の重賞「第63回新春賞」は3日、1870m戦で争われ、エイシンニシパ(牡8=橋本明)が単勝1.4倍の圧倒的な1番人気に応えて優勝した。同レースは4勝目で、3連覇の偉業を達成した。2着に大逃げからしぶとく粘ったナムラヘラクレス、3着にオオエフォーチュンが入線した。

ナムラヘラクレスが大逃げで口火を切る中、エイシンニシパは慌てず2番手で折り合った。そのままレースは流れ、2角過ぎから差を詰めていくと、4角では射程圏に入れた。逃げたナムラヘラクレスがしぶとく粘るところを、ゴール前で鼻差交わしてV。「ゴール前はきっちり交わしていると思いました。このレースの勝ち方をこの馬が一番知っているんで。毎回、毎回、毎年、毎年、一生懸命走ってくれて、感謝しかないです」と吉村騎手。管理する橋本明師も「本当に頭が下がりますね」と愛馬の頑張りを絶賛した。

この勝利で重賞は12個目。ロードバクシンが持つ重賞最多勝利(サラブレッド導入後)へと並んだ。それに加えて、6年連続での重賞制覇。8歳馬になったが、今だ地力は健在。新記録の樹立を楽しみにしたい。

PROFILE

桑原
くわはらいさお

スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。