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第14回兵庫サマークイーン賞 レポート

開催日 2021年7月23日(金)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上牝馬
距離 1700m

レース結果

園田競馬の「第14回兵庫サマークイーン賞」は23日、第11R1700メートル戦で争われ、岡部が騎乗する愛知のシーアフェアリー(牝6安部幸)が3角先頭から後続の猛追を退けた。同馬は管理する安部幸師と、ともにうれしい重賞初制覇となった。2着に1番人気のラインカリーナ、3着は2番人気のサルサレイアら南関東勢が入線。地元勢はカリブメーカーの5着が最高成績と悔しい結果に終わった。

 シーアフェアリーは発馬をキッチリ決めて、絶好位とも思えるインの5番手を確保。そこで前を見ながら末脚を温存。2周目の向正面半ば過ぎから、仕掛けるとスッと反応。3角では先頭へ立つと、直線に入っても抜群の手応え。迫るラインカリーナの猛追をしのいで、堂々たる勝ちっぷりで、重賞初勝利を遂げた。騎乗した岡部は「いいペースになりました。今回はいいパフォーマンスをしてくれました」。管理する安部幸師は「エサをよく食べますし、夏負けすることなく、いい状態で迎えられたと思います。岡部ジョッキーがホントにうまく乗ってくれました」と笑顔でレースを振り返った。
 夢ふくらむ鮮やかな勝ちっぷりで、今後がさらに楽しみになってきた。次走は金沢・読売レディス杯(8月10日)を予定し、指揮官は「いい結果を出せるように頑張ります」と力が入る。軌道に乗った遅咲きの6歳馬に注目していきたい。

PROFILE

桑原
くわはらいさお

スポーツニッポン記者
経験豊かな知識と緻密な取材で、的確な予想を組み立てます。