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第19回兵庫クイーンカップ レポート

開催日 2022年10月27日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系3歳以上牝馬
距離 1700m

レース結果

スタートの甘かったステラモナークだが、外イチゴチャンが絶対的にハナという姿勢ではなかったため最初のコーナーワークでハナ。2番手に佐賀カルフレグランス、3番手イチゴ、そのあとに人気を集めた高知アンティキティラ、デンコウハピネスで淡々と流れる。連覇狙いの名古屋シーアフェアリーは2角を回ってプレッシャーを与えに行こうとするが、マイナス12キロの影響もあったか、反応は今ひとつ。レースが動いたのはその直後、内からナナカマドカ、外からハピネスが仕掛けて行き、いち早く射程内に入れたのはハピネス。内のクレモナも絶好の手ごたえで最終コーナー。ここで一旦先頭に出たのはハピネスだったが、道中、外回りになった分でもう勢いは残っていなかった。変わって外からやってきたのがキティラに金沢ベニスビーチ、シッカリと脚を矯めていた両馬だが、キティラはここで一瞬スムーズに動けなかった。対するビーチは一番伸びるところをスイスイ。完全にこの差が出てしまったようでキティラは(2)着が一杯。ビーチは3歳時の2重賞に続き三つ目のタイトル獲得となった。(3)着には内から伸びたマドカでそのあとはハピネス。決め脚勝負となったことで序盤好位に付けたクレモナは(6)着、モナークは(7)着に終わった。西日本ダービー、スーパーバンタムに次いでの金沢馬の勝利、同地は大いに盛り上がったことだろう、強かった!おめでとう。

PROFILE

北防
きたのぼうあつし

ケイバブック チーフトラックマン
「競馬は調教から」をモットーに早朝からの調教取材を精力的にこなす。予想も、調教データを中心に組み立てる。