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第26回 兵庫ジュニアグランプリ 展望

開催日 2024年11月21日(木)
場所 園田競馬場
条件 サラブレッド系2歳
距離 1400m

※出馬表はレース2日前の15時更新予定です。

レースの特徴

中央・地方の2歳馬限定で争われるダートグレード競走。
園田競馬で行われるダートグレードレースの1つ。

記者がお伝えする今回の見所

過去25回でJRAが21勝。地方が4勝。数字的にはJRAが優勢だが、地方のレベルも上がってきており今年も白熱した戦いが期待できる。
JRAでのコスモストームが主役を務めるか。6月のデビュー戦をメンバー最速の上りをマークして差し切り、能力の高さを示した。2走目は大幅に馬体を減らしたこともあり、追走に手間取って見せ場なく終わったが、馬体重が戻った前走の2歳1勝クラスは好位から危なげなく抜け出し2勝目を飾った。素早く好位に取り付く脚があるので、どんな展開にも対応できるはず。500㌔に迫る馬体から繰り出すパワーは地方の深い砂も難なくこなせそうだ。

勝負根性に優れているのがJRAのコパノヴィンセント。好位追走から直線鮮やかに差し切ったデビュー戦の内容が光る。大型馬だけに小回りコースに対応できるかがカギ。瞬発力ならハッピーマンが上位。前走でコスモストームに先着しているのも好材料。展開次第では大きく台頭してきそうだ。ヤマニンシュラは軽快な先行力が魅力。スムーズにハナを切れば押し切る場面もありそう。 地方勢ではホッカイドウ競馬に所属する2頭に注目したい。ミラクルヴォイスはネクストスター門別の勝ち馬で5戦3勝と結果を残している。末脚は確かで先行争いがもつれれば面白い。ベラジオドリームは4戦1勝、2着3回。数字だけ見れば勝ち切れないタイプに映るが、重賞で連続して2着に入っているようにどんな相手と戦っても崩れていない点は評価できる。脚質的にも幅があり、柔軟なレース運びでJRA勢にひと泡ふかすか。

地元勢では兵庫ジュベナイルカップの勝ち馬ラピドフィオーレが大将格。課題であるゲートを五分に出て、2、3番手につけることができれば一発あってもいい。

PROFILE

蔵田成樹
くらたまさき

報知新聞