レース結果
園田競馬の「第67回新春賞」は3日、第11R、1870㍍戦で争われ、広瀬航騎乗の2番人気・インベルシオン(牡6=松浦聡)が勝利を収めた。管理する松浦聡師は重賞4勝目で、地元では初優勝。2着に1番人気のマルカイグアス、3着ベストオブラックが入線した。
完璧なレース運びで勝利をたぐり寄せた。スタートをしっかり決めると、大方の予想通りに2番手のポジショニング。思い通りの形になると、2週目の向正面半ば過ぎには早々と先頭。3角手前から突き放しにかかると、セーフティーな感じで直線へ。脚色も鈍ることはなく、最後は3馬身半差をつけてVゴール。完勝といえる内容で勝利した。「何回もチャンスをもらっていたので、決められて良かったです。本当に凄くうれしいです」と広瀬。松浦聡師も男泣き。「ジョッキーと厩務員さんが本当に頑張ってくれました。それに尽きますね」と喜びをかみしめていた。今後は状態を見ながらとのことで未定だが、中距離界を担っていくだけの力を見せたのは確か。今後が実に楽しみで、どんな成長を見せてくれるのか目が離せない。