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レース情報

第17回 兵庫サマークイーン賞

2024年7月12日(金)

■園田競馬場 ■サラブレッド系3歳以上牝馬 ■距離:1700m

レース結果
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レース結果

グランダムジャパン2024 古馬秋シーズン第2戦「第17回兵庫サマークイーン賞」が12日、園田競馬場で11頭立て(1頭取り消し)で争われ、吉原寛人騎手騎乗で断然の1番人気に支持されたハクサンアマゾネスが連覇を達成。昨年10月の兵庫クイーンカップに続く、園田で3つめの重賞タイトルを獲得した。この勝利で国内平地重賞最多勝利を「24」に更新。オレノココロ(ばんえい競馬)が持つ国内重賞最多勝利記録まであと「1」に迫った。

今年の3勝はすべて逃げ切り。ハクサンアマゾネスの出方に注目が集まったが、「競られてハイペースになるのが嫌だったので、3番手でもいいと思っていた」と吉原騎手。内の2頭を行かせて、3番手の外で折り合いをつけつつ追走。勝負どころで上がっていったときは勝ちパターンに見えたが、「アンティキティラは逃げると怖く、3コーナーでも手応えがあったので、止まってくれと思いました」(同騎手)と、そこまで余裕はなかった様子。それでも、直線で一騎打ちに持ち込み、最後はねじ伏せて8連勝。同時に兵庫サマークイーン賞連覇を達成した。

吉原騎手は「夏場の仕上げで、攻めることができなかったが、体重を見てホッとしました。精神的にも落ち着いてきたが、実戦ではパワフルに走ってくれます。馬には頭が上がりませんね」と、頼れる相棒を褒めたたえた。

加藤和義調教師「とにかくホッとしました。こういう馬場(不良馬場)も味方してくれましたね。次走は馬の様子を見てからになりますが、グランダムを意識しているので、地元の読売レディス杯も視野に入れています」

門田 光生

■プロフィール
門田 光生
(かどた みつお)

サンケイスポーツ