2024年9月20日(金)

■園田競馬場　■サラブレッド系3歳以上　■距離：1400m

※出馬表はレース2日前の15時更新予定です。

レースの特徴

摂津盃に引き続き金曜ナイターで行われる重賞レース。
JRAマイルチャンピオンシップトライアル地区代表馬選定競走。
北陸・東海・近畿地区所属馬で争われる。

記者がお伝えする今回の見所

昨年はイグナイターが快勝したが今年は実力伯仲で混戦模様。主役には高知からの遠征馬カレンロマチェンコを指名する。前走は交流競走の園田サマーダッシュに出走。初の８２０メートル戦だったが、中団から差し切って貫禄を見せた。これで昨年５月に高知に移籍してから１３戦１２勝、３着１回と文句ない成績。距離延長や輸送もまったく問題ないことは証明済み、自身初の重賞制覇は目前といえる。

地元勢ではベイビーボスに注目したい。元JRA４勝馬で昨年１１月に兵庫に転入後４戦２勝、２着１回。６か月ぶりの実戦となった前走A１、A２混合戦でも２着に５馬身差をつけており能力の高さを証明。元々が叩き良化型でさらなる上積みが見込める。地元の意地を見せるか。テーオーターナーも園田の１４００メートル戦はめっぽう得意にしている。間隔は空いたが動ける仕上がり。持ち前の勝負根性を発揮して上位争いに加わってきそうだ。

高知勢は残る２頭も有力候補。昨年の兵庫ゴールドカップの勝ち馬ダノンレジェンドは手堅いレース運びで大きく崩れていない。８歳とはいえ、十分に戦える逸材といえる。今年の高知競馬は夏場は休催で１か月半ほど間隔は開いたが名伯楽・別府真司調教師が本番までに完ぺきに仕上げてくるはずで目の離せない存在といえる。今年の園田FCスプリントで２着と好走したイモータルスモークは鞍上に地元の若手・大山龍を起用。大胆な手綱さばきで金星を挙げるか。楽しみな１頭といえる。